長岡京市議会 2013-05-07
平成25年第2回臨時会(第1号 5月 7日)
平成25年第2回臨時会(第1号 5月 7日) 平成25年
長岡京市第2
回議会臨時会会議録
第1号
5月7日(火曜日)
平成25年長岡京市第2
回議会臨時会-第1号-
平成25年5月7日(火曜日)午前10時00分開議
〇
出席議員(24名)
堤 淳 太 議員
髙 見 良 一 議員
大 谷 厚 子 議員
西 村 厚 子 議員
藤 本 秀 延 議員
武 山 彩 子 議員
進 藤 裕 之 議員
綿 谷 正 已 議員
上 村 真 造 議員
黒 田 基 議員
坪 内 正 人 議員
冨 岡 浩 史 議員
浜 野 利 夫 議員
野 坂 京 子 議員
瀬 川 光 子 議員
大 伴 雅 章 議員
小 谷 宗太郎 議員
大 畑 京 子 議員
尾 﨑 百合子 議員
八 木 浩 議員
岩 城 一 夫 議員
田 村 義 明 議員
藤 井 俊 一 議員
上 田 正 雄 議員
─────────────────────────────────────────
〇
欠席議員(1名) 福 島 和 人 議員
─────────────────────────────────────────
〇欠 員(1名)
─────────────────────────────────────────
〇
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。
小 田 豊 市長
戸 田 雄一郎 副市長
浅 輪 信 子
教育委員長
山 本 和 紀 教育長
河 村 豊
水道事業管理者
辻 淳 一 理事
森 良 男
企画部長
辻 井 仁 史
総務部長
山 田 勝 吉
環境経済部長
山 田 常 雄
健康福祉部長
佐々谷 明 光
建設交通部長
古 山 哲 夫
会計管理者
上 村 茂
上下水道部長
中 村 修
教育部長
喜 多 利 和
秘書課長
木 村 靖 子
総務課長
─────────────────────────────────────────
〇
議会事務局 山 本 豊 彦
事務局長
河 北 昌 和
事務局次長
荻久保 健 司
議事調査係長
─────────────────────────────────────────
〇
議事日程(第1号)平成25年長岡京市第2
回議会臨時会
5月7日(火曜日)午前10時開議
1.
会議録署名議員の指名
2.会期の決定
3.報告第6号
専決処分の承認を求めることについて
〔専決第8号 長岡京
市税条例の一部を改正する条例の一部改正に
ついて〕
4.報告第7号
専決処分の承認を求めることについて
〔専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)〕
5.報告第8号
専決処分の承認を求めることについて
〔専決第7号 平成24年度長岡京市
介護保険事業特別会計補正予
算(第4号)〕
6.第37号議案
高速バス停関連施設新築工事請負契約について
7.第38号議案 長岡第三小学校(北西・北東棟)
耐震化等工事請負契約について
8.第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約について
─────────────────────────────────────────
〇
議事日程(追加)
1.報告第 7号
専決処分の承認を求めることについて
〔専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)〕
(
関係常任委員会付託事件)
2.報告第 6号
専決処分の承認を求めることについて
〔専決第8号 長岡京
市税条例の一部を改正する条例の一部改正
について〕
(
総務産業常任委員会付託事件)
3.第37号議案
高速バス停関連施設新築工事請負契約について
(
建設水道常任委員会付託事件)
4.報告第 8号
専決処分の承認を求めることについて
〔専決第7号 平成24年度長岡京市
介護保険事業特別会計補正
予算(第4号)〕
(
文教厚生常任委員会付託事件)
5.第38号議案 長岡第三小学校(北西・北東棟)
耐震化等工事請負契約について
( 同 上 )
6.第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約について
( 同 上 )
─────────────────────────────────────────
○(
上田正雄議長) おはようございます。
これより平成25年長岡京市第2
回議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
日程に入ります前に、
小田市長から発言の申し出がありますので、この際、これを許可します。
小田市長。
(小田
豊市長登壇)
○(小田 豊市長) おはようございます。
貴重なお時間をいただきまして、まことに恐縮ではございますが、ただいま
上田議長のお許しを得ましたので、去る4月1日の
人事異動によります、本会議場に出席の
部長級職員の異動につきまして、御報告を申し上げ、あわせて御紹介をさせていただきます。
会計管理者になりました
古山哲夫でございます。
以上、紹介とさせていただき、今後とも御指導いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○(
上田正雄議長) これより日程に入ります。
日程1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第81条の規定により、
上村真造議員、
浜野利夫議員を指名します。
次に、日程2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
この臨時会の会期は、本日1日間とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 異議なしと認め、会期は本日1日間と決定します。
次に、日程3、報告第6号
専決処分の承認を求めることについてから、日程8、第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約についてまでの6件を
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
小田市長。
(小田
豊市長登壇)
○(小田 豊市長) 改めまして、おはようございます。
本日ここに平成25年長岡京市第2
回議会臨時会を招集いたしましたところ、
議員各位には、
大変お忙しいところ御出席いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
それでは、私から、日程4、報告第7号
専決処分の承認を求めることについて、説明を申し上げ、その他の議案につきましては、副市長及び
関係部長から説明をいたしますのでよろしくお願いいたします。
平成24年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)でございますが、年度末におきまして、執行上必要な
歳出経費を中心に所要の措置を講じたものであります。
補正規模といたしましては、既定の
予算総額に
歳入歳出それぞれ2億544万円を追加し、平成24年度長岡京市
一般会計歳入歳出予算の総額を264億2,463万5,000円とするものであります。
まず、
歳出予算の概要から申し上げます。
款2総務費、項1
総務管理費の目1
一般管理費におきまして、退職者の追加により、
退職手当2,428万4,000円を増額いたしました。
目5
財産管理費につきましては、将来の
庁舎建設に向けまして基金の積立金の予算化といたしまして1億1,000万円を計上いたしました。
また、
指定寄附金の歳入増に伴い、各基金の
積立事業を増額いたしております。
次の款3民生費の項1
社会福祉費につきましては、
乙訓福祉施設事務組合負担金の確定に伴い462万7,000円の減額を行っております。
次の款4衛生費の項1
保健衛生費につきましては、
公的病院に対する
特別交付税措置に伴いまして、
済生会京都府病院に対する助成金8,055万8,000円を予算化いたしました。
款9消防費につきましては、
乙訓消防組合負担金の確定に伴い407万9,000円の減額を行っております。
最後に、款12予備費につきましては、今回の補正における
歳入歳出の調整の結果として6万6,000円を減額いたしております。
以上が
歳出予算の概要であります。
続きまして、今回の
専決補正における
歳入予算につきまして御説明申し上げます。
まず、款9
地方交付税につきましては、交付額の確定に伴い、
特別交付税を2億3,473万3,000円増額いたし、
普通交付税を2,007万1,000円それぞれ増額いたしました。
次に、款14府支出金、項2府補助金につきましては、本市の支援に対する京都府の単独の交付金の
受け入れでございます。京都府
未来戦略一括交付金につきましては、交付額の確定により3,000万7,000円増額いたし、
行財政改革支援等特別交付金につきましても、確定分259万6,000円を計上いたしました。
款16寄附金につきましても、
受け入れ額確定により
社会福祉事業に対する
指定寄附金34万6,000円を増額し、
ふるさと納税として申し出がございました寄附金であります
ふるさと振興事業に対する
指定寄附金13万円を計上いたしました。
次に、款17繰入金、項2
基金繰入金でありますが、今回の収支を調整する中で
財源補填として計上しておりました
財政調整基金の取り崩し1億1,000万円を全額減額いたしました。
最後に、款19諸収入でありますが、
退職手当の追加に係る
水道事業からの一部負担金2,840万3,000円を予算化いたしました。
以上が
歳入予算の概要であります。
以上が平成25年3月28日に専決をいたしました平成24年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○(
上田正雄議長) 戸田副市長。
(
戸田雄一郎副
市長登壇)
○(
戸田雄一郎副市長) おはようございます。
私からは、日程6、第37号議案
高速バス停関連施設新築工事請負契約について、日程7、第38号議案 長岡第三小学校(北西・北東棟)
耐震化等工事請負契約について及び日程8、第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約について、御説明申し上げます。
まず、日程6、第37号議案
高速バス停関連施設新築工事請負契約について、御説明申し上げます。
本件につきましては、平成25年3月27日に
条件つき一般競争入札として公告し、4月23日に入札を執行いたしました。
参加申請のありました8社のうち6社が応札し、その結果、
株式会社イノウエ工務店が1億4,846万7,700円で落札し、現在、仮契約をいたしております。
高速バス停関連施設は、平成25年度下半期の
阪急西山天王山駅の開業に合わせて整備する予定であり、京都第二
外環状道路のランプ上に設置する
高速バス停と、高架下にある駅前広場とを連絡する
昇降施設のエレベータ及び
階段施設であり、京都第二
外環状道路の上り線、下り線のそれぞれに1カ所ずつ設置するものでございます。
工事内容につきましては、議案の
参考資料のとおり、友岡4丁目地内において
大山崎インターチェンジ方面の上り線となる
Aランプ部に鉄骨造3階
建て延べ床面積123.52平方メートルの建築物、
沓掛インターチェンジ方面の下り線となる
Dランプ部に鉄骨造2階
建て延べ床面積83.74平方メートルの建築物を整備するものでございます。
竣工期限といたしましては、平成25年12月27日といたしております。
つきましては、
当該工事請負契約の本契約を締結するため、
地方自治法第96条第1項第5号に定める
議決事件として議会の議決をお願いするものでございます。
次に、日程7、第38号議案 長岡第三小学校(北西・北東棟)
耐震化等工事請負契約について、御説明申し上げます。
本件につきましては、平成25年3月25日に
条件つき一般競争入札として公告し、4月23日に入札を執行いたしました。
参加申請のありました8社のうち3社が応札し、その結果、落札社から
契約締結辞退の申し出があったため、
地方自治法施行令第167条の2第1項第9号の
随意契約の規定により、
辻寅建設株式会社京都支店と協議した結果2億1,525万円で現在仮契約をいたしております。
工事の概要は、
配布資料のとおり、校舎の北西棟と北東棟の耐震化及び南棟と北西棟の
トイレ改修等を行うものであります。
つきましては、
当該工事請負契約の本契約を締結するため、
地方自治法第96条第1項第5号に定める
議決事件として議会の議決をお願いするものであります。
次に、日程8、第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約について、御説明申し上げます。
本件につきましては、平成25年3月25日に
条件つき一般競争入札として公告し、4月23日に入札を執行いたしました。
参加申請のありました9社のうち7社が応札し、その結果、
辻寅建設株式会社京都支店が1億7,535万円で落札、現在、仮契約をいたしております。
工事の概要は、
配布資料のとおり、校舎の北棟の耐震化、屋上防水、
外壁改修及び
トイレ改修等を行うものであります。
つきましては、
当該工事請負契約の本契約を締結するため、
地方自治法第96条第1項第5号に定める
議決事件として議会の議決をお願いするものであります。
以上、
提案理由の説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○(
上田正雄議長)
辻井総務部長。
(
辻井仁史総務部長登壇)
○(
辻井仁史総務部長) 私からは、日程3、報告第6号 専決第8号として
専決処分いたしました長岡京
市税条例の一部を改正する条例の一部改正について、御説明申し上げます。
現下の
経済情勢等を踏まえ、
税負担軽減措置等の
整理合理化等を行うための
地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日に公布され、平成25年4月1日から施行されました。
また、
地方税法施行令の一部を改正する政令が、平成25年3月30日に公布され、平成25年4月1日から施行されました。
これらの法律等の施行に伴いまして、本市の
市税条例の一部を改正する条例の一部を改正し、同日から施行する必要があるため、平成25年3月31日付で
専決処分を行ったものであります。
改正の内容は、
耐震改修基準適合住宅に係る
固定資産税の
減額措置に係る申告手続の整備であります。
以上、
専決処分の報告といたします。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○(
上田正雄議長)
山田健康福祉部長。
(
山田常雄健康福祉部長登壇)
○(
山田常雄健康福祉部長) それでは、日程5、報告第8号、
専決処分の承認を求めることにつきまして、御説明申し上げます。
このたびの
専決処分は、専決第7号として処分いたしました平成24年度長岡京市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の
専決処分でございます。
今回の補正は、既定の
歳入歳出予算総額から
歳入歳出それぞれ110万6,000円を減額し、
予算総額を51億6,921万9,000円とするものでございます。
まず、歳出の概要でございますが、総務費で110万6,000円を減額するものでございます。これは
介護保険認定審査会を設置する
乙訓福祉施設事務組合が3月の
組合議会において
介護保険認定審査会に係る謝礼、報酬等を減額補正されたことにより、
乙訓福祉施設事務組合負担金を減額するものでございます。
次に、歳入でございますが、
一般会計からの
事務費繰入金を歳出で減額いたしました同額の110万6,000円を減額するものでございます。
以上、
専決処分の報告とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○(
上田正雄議長) 報告第6号から第39号議案までの6件の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑ございませんか。
藤本秀延議員。
(
藤本秀延議員登壇)
○(
藤本秀延議員) 本来なら
常任委員会付託ですから、その場で詳しく質疑をすればいいんですが、しかし、今回の
契約行為にかかわる内容について、若干どうしても納得できないところがありますので、この場で、
委員会質疑に入る前の、前段としての質疑をちょっとさせていただきたいと、時間をとらせて申しわけありませんがよろしくお願いいたします。
内容としては、第38号議案の長岡第三
小学校耐震化等工事請負契約と、第39号議案の長岡第二
中学校耐震化等工事請負契約についてであります。
今回の提案されています議案書の内容を見てみますと、長岡第三小学校については、
契約方法が
随意契約になったと、しかし、
条件つき一般競争入札の落札者から
契約締結を辞退したい旨の届け出があって、という理由がありました。
一般競争入札で広範な方々に入札の告知をして、入札が始まったことによる中身であれば、つまり、契約する業者の、企業の皆さん方の企業の
経営状況、それから力量等の関係で辞退をするということはあると思うんですね。ところが、今回の場合は
条件つき一般競争入札ですから、
企業そのものが
受け入れをする場合に、行政側が条件をつけて、
適格適合企業を判断してるわけですね。
ところが、そこが長三小学校の場合ですと、5社が辞退をすると、なおかつ、契約時に
契約締結を辞退されるということが起こって、
随意契約になったという形であります。これはあり得ることだろうとは思うんですが、しかし、長岡京市が今後、市長が平成28年度までに各小学校の児童生徒の
安心安全対策として、
公共施設の中でも学校の耐震化を最優先で行っていくということについて、私たちは市長のその政策提起については、野党ではありますが、大いに歓迎もし、評価もしてきたところであります。
その上で、今年の3月のこの工事にかかわる予算がつくられて、今回こういう形になったという、まさに
臨時議会で提案しなければならないような事態が発生することを、さも
辞退そのものが当たり前のごとく、説明だけでは、やっぱり納得できないところがありまして、やっぱり個々の事態にかかわって、なぜこういうことが起こったかという背景を、委員会で本来なら話するべき中身かもわかりませんが、明らかにした上で
委員会審議に入っていただきたい、というので、副市長にこの2点について、答えられる範囲内で結構でございますから、御答弁をお願いしたいということをお願いしまして、私の質疑とさせていただきます。
○(
上田正雄議長) 戸田副市長。
(
戸田雄一郎副
市長登壇)
○(
戸田雄一郎副市長) ただいまの御質問にお答えいたします。
今回の入札については、第三小学校の入札についてでございます、8社中5社が辞退し、そして3社が応札いたしました。そのうち1社が落札したわけですけれども、
落札通知の後、辞退の連絡がありまして、それに対応して、
取り扱いの例に従いまして、次の額の低い辻寅ということで、御覧のとおりの
取り扱いをさせてもらったわけです。
その際、私どもとしては、今、御質問にありましたとおり、一定の条件を付して
競争入札にかけたことに応える、参加という意思を明確に表明して8社が参加されましたので、その内容で入札を行いましたけれども、5社が辞退するというかなりの厳しい状況であった、かつ、落札者と、3社のうちの1社がそういうことで辞退したということについては、かなり、我々の方としても予想外の受け取りをしております。
全体的な状況といたしましては、今回の入札に係る工事の中身が、
補強工事ということでありますけれども、
補強工事の中でも、ほかの事例とは違った工法をとるというようなことから、特別な工法であったということがあろうかと思います。
したがいまして、辞退したところの業者からは、その専門の技術者の対応ができないという理由がその辞退の理由というふうになっております。このことにつきましても、どうしてもできないのかということを念押しして、確認したところ辞退ということになりましたので、所定の手続に従って次の業者に申し入れをしたところ、受けるということになりましたので、所定のとおりの議案とさせていただいたところであります。
全般的に今の8社のうち5社が辞退したというような状況も背景としてありますので、我々としては、その点よく状況を把握しなければならないというふうに思っております。
一般的に言いますと、いろいろな今の
社会経済の状況の中で、需要がふえてますけれども、それに対応するだけの技術者の確保の問題とか、それから、これはちょっと京都府の方でもそういう状況が生まれてますけれども、資材の高騰等があって、十分に発注の工事に対して対応できないといったような状況が少し出ているというような状況は把握しております。
以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。
○(
上田正雄議長)
藤本秀延議員、再質疑ございませんか。
藤本秀延議員。
(
藤本秀延議員登壇)
○(
藤本秀延議員) 御答弁ありがとうございました。
細かい話は、
特殊工法による耐震化ということがどうだとか、いろいろあるんですが、それは本来委員会に任せるべき問題ですから、この場での発言は控えたいと思うんですが、1点だけ、そういう状況下のもとで、随契に至った経過、本来なら再度、もう一回契約をし直すと、その
工法そのものがそれで適切かどうか、もっと簡易な方法でも耐震を確保する工法があるのかどうかということも含めて、論議をした上で、再契約、入札、本来行うべきじゃないのか。
つまり、随契にした経過というのは、背景として何がおありだったのか、この点だけお聞きして、2回目の質問とします。
○(
上田正雄議長)
小田市長。
(小田
豊市長登壇)
○(小田 豊市長)
藤本議員の御質問にお答えいたします。
こういう事態になりまして、我々、担当部局は、寄りまして、どう対応させていただこうかと、こういうことで協議をいたしました。
最終的にはこういう一連の手続を踏ませていただいて、事態の状況の確認と、それからそれに伴いますところの応札した業者と話し合いをとりあえずさせていただこうと。と言いますと、小学校の改修工事でございます、工期の問題がございます。そういったことを、やはり子どもたちの、工事中の対応といったことも十分考慮させていただきまして、その業者と話し合い協議をさせていただいた、こういう状況でございます。
もちろん、その前提では、
特殊工法という点もございましたけれども、再入札をさせていただくと、こういう選択肢も実は我々協議をさせていただきましたけれども、どうしてもやはり工期の点を最優先させていただこうということで、今回、改めて、実は
随意契約ということで対応させていただきました。ということで、ひとつよろしくお願い申し上げます。
○(
上田正雄議長) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 質疑も尽きたようですので、これをもって質疑を終わります。
ただいま議題となっております報告第6号から第39号議案までの6件については、お手元に配布しております議案付託表のとおり、関係常任委員会に付託いたします。
議事の都合により暫時休憩します。
午前10時31分 休憩
─────────────
午後 1時15分 再開
○(
上田正雄議長) 休憩を閉じ続会します。
お諮りします。お手元に配布しております
議事日程追加のとおり、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
まず、
議事日程追加の日程1、報告第7号
専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
ただいま議題となりました議案は、関係常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
平成25年5月7日
長岡京市議会
議長 上 田 正 雄 様
文教厚生常任委員会
委員長 野 坂 京 子
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定したから、
会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│報告第 7号│
専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予│ │
│ │ 算(第6号)〕 │ │
│ │ 第1条第2項のうち │ │
│ │ 歳 出 第3款 民生費 │ │
│ │ 第4款 衛生費 │ │
└──────┴────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
平成25年5月7日
長岡京市議会
議長 上 田 正 雄 様
総務産業常任委員会
委員長 八 木 浩
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定したから、
会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│報告第 7号│
専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予│ │
│ │ 算(第6号)〕 │ │
│ │ 第1条第1項及び第2項のうち │ │
│ │ 歳 入 全 般 │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費 │ │
│ │ 第9款 消防費 │ │
│ │ 第12款 予備費 │ │
└──────┴────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
上田正雄議長) 文教厚生、総務産業の順に委員長の報告を求めます。
まず、文教厚生常任委員長、野坂京子議員。
(野坂京子文教厚生常任委員長登壇)
○(野坂京子文教厚生常任委員長) 文教厚生常任委員会に付託を受けました報告第7号
専決処分の承認を求めることについて、専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)第1条第2項のうち、歳出、第3款民生費、第4款衛生費につきまして、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、承認と決せられましたので、御報告申し上げます。
○(
上田正雄議長) 次に、総務産業常任委員長、八木 浩議員。
(八木 浩総務産業常任委員長登壇)
○(八木 浩総務産業常任委員長) 総務産業常任委員会に付託を受けました報告第7号
専決処分の承認を求めることについて、専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予算(第6号)第1条第1項及び第2項のうち、歳入全般、歳出、第2款総務費、第9款消防費及び第12款予備費につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、承認と決せられましたので、御報告申し上げます。
○(
上田正雄議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
報告第7号について、委員会の報告書のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立。
したがって、報告第7号は承認されました。
次に、追加の日程2、報告第6号
専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
ただいま議題となりました議案は、総務産業常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
平成25年5月7日
長岡京市議会
議長 上 田 正 雄 様
総務産業常任委員会
委員長 八 木 浩
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定したから、
会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│報告第 6号│
専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第8号 長岡京
市税条例の一部を改正する条例│ │
│ │ の一部改正について〕 │ │
└──────┴────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
上田正雄議長) 委員長の報告を求めます。
八木 浩議員。
(八木 浩総務産業常任委員長登壇)
○(八木 浩総務産業常任委員長) 総務産業常任委員会に付託を受けました報告第6号
専決処分の承認を求めることについて、専決第8号 長岡京
市税条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、承認と決せられましたので、御報告申し上げます。
○(
上田正雄議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
報告第6号について、委員会の報告書のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立。
したがって、報告第6号は承認されました。
次に、追加の日程3、第37号議案
高速バス停関連施設新築工事請負契約についてを議題とします。
ただいま議題となりました議案は、建設水道常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
平成25年5月7日
長岡京市議会
議長 上 田 正 雄 様
建設水道常任委員会
副委員長 堤 淳 太
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定したから、
会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│第37号議案│
高速バス停関連施設新築工事請負契約について │原案可決 │
└──────┴────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
上田正雄議長) 委員長の報告を求めます。
堤 淳太議員。
(堤 淳太建設水道常任副委員長登壇)
○(堤 淳太建設水道常任副委員長) 委員長が所用のため、副委員長の堤が報告させていただきます。
建設水道常任委員会に付託を受けました第37号議案
高速バス停関連施設新築工事請負契約については、慎重審査の結果、お手元に配布しております委員会審査報告書のとおり、原案可決と決せられましたので、御報告申し上げます。
○(
上田正雄議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
第37号議案について、委員会の報告書のとおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立。
したがって、第37号議案は原案どおり可決されました。
次に、追加の日程4、報告第8号
専決処分の承認を求めることについてから、日程6、第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約についてまでの3件を
一括議題とします。
ただいま議題となりました議案は、文教厚生常任委員会に付託されたものでありますが、審査を終わり、報告書が提出されています。
─────────────────────────────────────────
平成25年5月7日
長岡京市議会
議長 上 田 正 雄 様
文教厚生常任委員会
委員長 野 坂 京 子
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は、審査の結果次のとおり決定したから、
会議規則第103条の規定により報告します。
記
┌──────┬────────────────────────┬─────┐
│ 議案番号 │ 件 名 │審査の結果│
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│報告第 8号│
専決処分の承認を求めることについて │承 認 │
│ │〔専決第7号 平成24年度長岡京市介護保険事業特│ │
│ │ 別会計補正予算(第4号)〕 │ │
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│第38号議案│長岡第三小学校(北西・北東棟)耐震化等工事請負契│原案可決 │
│ │約について │ │
├──────┼────────────────────────┼─────┤
│第39号議案│長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約につい│原案可決 │
│ │て │ │
└──────┴────────────────────────┴─────┘
─────────────────────────────────────────
○(
上田正雄議長) 委員長の報告を求めます。
野坂京子議員。
(野坂京子文教厚生常任委員長登壇)
○(野坂京子文教厚生常任委員長) 文教厚生常任委員会に付託を受けました報告第8号
専決処分の承認を求めることについて、専決第7号 平成24年度長岡京市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)から、第38号議案及び第39号議案 長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約についてまでの3件につきまして、慎重審査の結果、お手元に御配布しております委員会審査報告書のとおり、報告第8号については承認、第38号議案及び第39号議案については、それぞれ原案可決と決せられましたので、御報告申し上げます。
○(
上田正雄議長) 委員長報告に対する質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。
これより討論に入ります。
御意見ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
まず、報告第8号について、委員会の報告書のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立。
したがって、報告第8号は承認されました。
次に、第38号議案について、委員会の報告書のとおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立。
したがって、第38号議案は原案どおり可決されました。
次に、第39号議案について、委員会の報告書のとおり原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立。
したがって、第39号議案は原案どおり可決されました。
お諮りします。
議会条例第2号 長岡京市議会議員定数条例の一部改正については、緊急を要する事件と認め、この際、本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
─────────────────────────────────────────
議会条例第2号
長岡京市議会議員定数条例の一部改正について
地方自治法第112条及び長岡京市議会
会議規則第14条の規定により、みだしの議案を別紙のように提出する。
平成25年5月7日
長岡京市議会議長 様
提出者 坪 内 正 人
賛成者 冨 岡 浩 史
八 木 浩
(
提案理由)
現下の厳しい
社会経済情勢を鑑み、議員定数を削減するため、条例の一部を改正する必要があるので提案する。
長岡京市議会議員定数条例の一部を改正する条例
長岡京市議会議員定数条例(平成14年長岡京市条例第29号)の一部を次のように改正する。
┌──────────────────┬──────────────────┐
│ 改正後 │ 改正前 │
├──────────────────┼──────────────────┤
│長岡京市議会議員の定数は、
地方自治法│長岡京市議会議員の定数は、
地方自治法│
│(昭和22年法律第67号)第91条第│(昭和22年法律第67号)第91条第│
│1項の規定により、24人とする。 │1項の規定により、26人とする。 │
└──────────────────┴──────────────────┘
附 則
この条例は、公布の日から施行し、改正後の長岡京市議会議員定数条例の規定は、同日以後初めてその期日を告示される一般選挙から適用する。
─────────────────────────────────────────
○(
上田正雄議長) 提出者の説明を求めます。
坪内正人議員。
(坪内正人議員登壇)
○(坪内正人議員) ただいま議題となっております議会条例第2号 長岡京市議会議員定数条例の一部改正について、発議者を代表いたしまして
提案理由の説明をさせていただきます。
もとより大変厳しい現下の
社会経済情勢に鑑み、そしてまた市民の多くの意見を真摯に受けとめるべく、議員の定数を減らすために、現在の定数26人から2人減員をし、その定数を24人に改正するものであります。
内容につきましては、お手元に御配布の新旧対照表のとおりでございます。
また、この条例は、公布日を施行期日とし、改正後の長岡京市議会議員定数条例については、この条例に基づき、同日後初めて施行される期日をもってその効力を発し、したがって同日後初めて期日が告示される一般選挙から適応するものでございます。
以上で
提案理由の説明といたしますが、議員の皆様の御賛同を賜りますことをよろしくお願いいたします。
○(
上田正雄議長) 提出者の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
本件に対する質疑はございませんか。
堤 淳太議員。
(堤 淳太議員登壇)
○(堤 淳太議員) ただいま議題となっております長岡京市議会議員定数条例の一部改正につきまして、会派を代表いたしまして質疑いたします。
議員の定数問題は、改選を目前に控えて必ず結論を出さなければならない問題であります。そのために議会運営委員会におきましても、これまでの間、毎回議題の大きな比重を占めまして、けんけんがくがくの議論がなされてまいりました。
昨年3月に全会一致で可決いたしました議会基本条例には、長岡京市議会が本市の地方行政を担う二元代表の一翼として重要な役割を担う存在であることをうたうと同時に、開かれた議論の場として市民への情報公開の徹底と説明責任を果たすことに努めることが明記されております。
また、議会議員の定数は本市の今後のあり方に関する非常に重要な議題でもあります。
そこでお伺いいたします。議会運営委員会の席では、平成3会派の統一見解を定数4減の22名としながら、ただいま議題となっております長岡京市議会議員定数条例の一部改正におきましては、定数2減の24名となった経過と理由について教えていただきますようによろしくお願いいたします。
○(
上田正雄議長) 質疑に対する答弁を求めます。
坪内正人議員。
(坪内正人議員登壇)
○(坪内正人議員) ただいまの堤議員の御質問にお答えいたします。
皆さん御存じのとおり、我が長岡京市議会は、今日まで、例えば、先人の御苦労によって、前年度の決算の認定について前倒しによって次の年度の予算に反映すべく、その独自の改革も行ってきたとおりであります。
議員おっしゃってるとおり、平成22年3月議会には、市民から我が市議会の議会基本条例の請願がなされました。当時の議運の委員長が進藤議員、そして副委員長が
藤本議員でありました。その後2年間かかって議論に議論を重ね、そして2年後の平成24年3月議会において全会一致でときの委員長、浜野委員長のもとでこの議会基本条例が制定されたわけであります。
一方、今俎上に上がっております議員の定数については、確かにナーバスな、そしてデリケートな問題ではありますけれども、我が会派においてもけんけんごうごう、議論に議論を重ね、今なおその出した数字は、4名という定数人数については、何ら変わるものではありません。
ところが、議員もおっしゃいましたとおり、議会運営委員会において、できるだけみんなの総意で、そしてオール長岡京議会でという位置づけのもとで、時間をかけて、先人の御苦労を労いながらもやってまいりましたけれど、悲しいかな、その結果は一致することができませんでした。これが議会運営委員会における事実であります。
今日この場においてこの議論を先のばしすることは、決して市民が求めていることではありません。もしこのままいくのであれば、次の改選時においても現定数の26名で選挙をやらなければなりません。これは何としてもやってはならないという考えに立ち、しからばできるだけ多くの議員の皆様の賛同を得ながら、そして機能的で効率的で効果的な議会を目指し、議員それぞれがみずからの資質も向上しながら、最低限ではありますけれど、まず2名の議員を削減して、それをできるだけみんなで協力しながら、理解しながら、市民に本気度を示そうではありませんか。
こんな思いで、まずは我が会派から、まずもって2名の議員定数に踏み切ったわけであります。
それぞれ皆さん方、私情をぬぐい、ここはひとつ本気度を今こそ市民に対して見せようではありませんか。ぜひよろしくお願い申し上げ、質問に対するお答えといたします。
以上でございます。
○(
上田正雄議長) 再質疑はありませんか。
堤 淳太議員。
(堤 淳太議員登壇)
○(堤 淳太議員) 再質疑をさせていただきます。
先ほどの答弁の中で、定数4減の姿勢は変わらないということでありました。それは平成3会派の中でけんけんがくがくの議論をなされた上での苦渋の決断だと、私たちも受け取っております。
そこで、再度確認のために質疑をさせていただきますけれども、平成3会派の統一見解として、将来的には定数4減にもっていくということにお変わりはございませんでしょうか。再度答弁を願います。
○(
上田正雄議長) 坪内正人議員。
(坪内正人議員登壇)
○(坪内正人議員) 堤議員の再質問にお答えいたします。
もし我が平成クラブと民主フォーラムさんの示した4という数字で、もしも強行に採決をしておったならば、ひょっとしたら数で可決されたかもわかりません。しかしながら、肝要なことは、議会上げてできるだけ多くの議員で市民の信託に応えるべく、多くの意見を聞きながら2名減ということを出したのは、今申し上げたとおりであります。
しかし、だからといって、我が平成3会派は、最初に申し上げたとおり、4名減という気持ちには何ら偽りはございません。引き続き、改革に改革を重ね、本気度を示していきたいと思いますので、そのことを付して堤議員のお答えとさせていただきます。
○(
上田正雄議長) 堤議員の質疑を終わります。
ほかにございませんか。
藤本秀延議員。
(
藤本秀延議員登壇)
○(
藤本秀延議員) 若干の、今回の長岡京市議会議員定数条例の一部改正にかかわりまして、判断していくための質問をさせていただきたいというふうに思います。
先ほどの提案者の、この長岡京市の議会をどう市民にかかわって二元代表としてその機能が十分に発揮されるかどうかということを、これからの議会改革を議会全体が取り上げると、真っ正面から、ということで、議会基本条例をつくられたところに、私もお世話役として参加をさせていただきました。
この議会基本条例というのは、本来の議会の持つ機能を基本的性格として位置づけをしました。その中身をどうしていくかということにかかわって、そのときはもう私は副委員長ではございませんでしたが、各会派から出された議会改革の検討が23項目ございました。この提案は、提案の中身を否定しない、全て出し合って、その上で議会運営委員会がそれぞれの会派の立場からその内容について提案内容を真摯に市民の目線から論議をしていくということの中の項目の1つに、議員定数についてという提案がありました。
ですから、これは、実は議会が定数をどうするかという論議を行った、だと私は認識をしてます。市民の声をどうとらまえるかというのは、各会派の皆さん方の市民との関係で、その中身を自分たちが政策的にどのように提案をしてきたかという中身が、この前の議会運営委員会の中における各会派の議員の定数のあり方にかかわる、実は各会派意見だったというふうに私は認識しているんです。
したがって、その数が、平成会派の皆さん方が合同で、御提案者が会派代表者の3名になられておりますので、4が2になったのはなぜですかという質問が出るのは当然至極のことだろうというふうに思いますので、その質問は今堤議員の方がされましたので、あえて私はもうしないでおこうと思っています。
その上で、お聞きしたいのは、私どもが、この長岡京市の26名という議会の定数をどう見るかが大事なんですね。多分委員会では論議がされているんですが、いわゆる平場で、本会議場で定数にかかわる論議がされるのは、実はこれが初めてでありますから、あえて質問も含める前に、私どもの考え方と歴史的背景というのは、述べる必要があるんじゃないだろうかと。
この長岡京市が26名を定数によって定めたのは、平成14年の
地方自治法の改正に伴う、議会がこの議会の中で長岡京市が幾つの数にしたらいいだろうということを論議されました。私はこの当時は会派幹事ではなかったですから、幹事会と特別委員会、運営の、この中で論議をされた中身を私は聞く立場にありましたので、聞いた中身でいきますと、長岡京市は、先ほど提案者の坪内議員が述べましたように、地方議会としてはまれに、予算にかかわった26名の特別委員が全員で特別委員になり、その上で分科会方式で論議を行い、また、代表者による総括質疑、この決算も行われてました。決算は11月に行われていたのを、次年度への予算に生かすための論議、議会から意見ですね、意見を生かすためには、予算査定との関係でいくと9月議会でしかないということから、これも、議会も努力をしなければなりません。なぜかといいますと、出された議案に対する調査とそれを、意見を述べるための準備ですね、これを考えたときに、非常に努力をした議会だろうというふうに思います。
それを決める前提となった26名というのは、この長岡京市の市民規模と、それと予算規模、当時で200億円を突破しておりました。この予算規模と長岡京市の予算執行を市長のもとに行う行政側に対して、審議機関としての議会が定数としては最適であろうというのが、過去の引きずった形ではなくて、そういう論議をされて決まったのが26名だったと、多分ここで半数の方々が、この平成14年の26名の条例定数にかかわるときの議員さんとしていらっしゃった方々だろうと思いますので、多分私が言ってることを御賛同いただけることじゃないかなと。
その上で、前置きが長くなりましたが、今回の2名定数を減らすという中身について、一つはやっぱり客観的根拠を示していただきたいと思うんですね。現下の厳しい
社会経済情勢に鑑み、今の質問で、市民の多くの意見を受けとめてというふうに言われました。市民の意見を受けとめてというのは、3名の平成3会派の皆さん方の意見、意気込みだろうと思いますので、そこは了解をしますが、ただ、定数というのは客観的に論議する必要があるんですね。
26名を24名にするということについて、その根拠とそれから提案する中身が市民に対してなるほどというものがやっぱり必要だと思うんです。現下の厳しい経済状況のもとという形を言われました。確かに長岡京市の財政もそんなに楽観視することでないというのは、市長が毎年の予算説明の際に、どれほど苦労されて、予算の編成をされているかということを、見て聞く限りでも、大変だろうという認識をします。
ただし、長岡京市が緊迫財政で赤字交付団体になるほど厳しい状況かというと、実はそうでもないわけでありまして、例えば皆さんが先ほど、私も賛成をしましたが、今度の
臨時議会の報告第7号ですか、平成24年度
一般会計第6号補正では、
財政調整基金の取り崩しを1億1,000万円減らしました。調べてみますと、経過で覚えているのは9月議会、12月議会、今度の議会で、平成24年度当初で4億4,000万円だったですな、市長がうなずいてもらったので間違ってないというのを確認しましたが。
この予算を組まなければならない年度当初の財政予測だと、それは政権が変わったもとでの大変な状況もありながら、国の示す交付金や補助金やそれぞれの予算査定していく上で、確定性がないというもとでの市長のできれば残したいという
財政調整基金を4億4,000万円も使わなければならないという予算に、非常に御努力をされたということも理解しますし、そのときの予算を見れば大変だなという理解をしたんです。
ところが、市長や職員努力、議会からの提案も相まって、今度、この3回の取り崩し減によりまして、
財政調整基金は平成24年度については崩さなくてもやれたというのが長岡京市の財政執行状況であります。
したがって、私どもは歳費が高かったらいいとは言いませんし、それから歳費の問題で言いますと、よく論議になります。ただ、この間、平成4年、平成8年、平成10年、市長が特別職非常勤、常勤の報酬にかかわって市民の代表者に対して諮問をしてます。この中身で見ますと、財政の状況で検討するべき状況はあるということをやっぱり言ってるんですね。
ただ、議員の仕事がどうなっているかというと、非常勤で、片手間とは言いませんが、非常勤で時々議会の仕事をしとったらいいという状況ではない、今、国が地方化というもとで、権限移譲という言葉を使いながら、仕事がどんどん行政側に押しつけられてきてます。介護保険法も当時から比べたら新しくできました。障害者自立支援法という法律ができて、現場は混乱しました。そして
公共施設も244条の2で指定管理ができるというわけのわからんような提案もあったりして、わけもわからんというのは失礼な言い方でしたね。大変なやっぱり業務量がふえるという状況があるわけです。
そういう中で、議会が専門性を持って、つまり議会の議員としての活動を市民の意見も聞く、行政に物申す、市民に報告をしていくということは、非常勤ではない、常勤的役割だということを、私たちは、私は2度報告書で読んでます。だから、過日のこの歳費にかかわる問題を、私どもの会派としては、給与に相当するものだと見るべきであると、しかし、議員は常勤者であるべきだ、そうなればね、そういう立場で提案もさせてもらいました。
この間、国が7%以上の地方公務員の給料を引き下げるという状況がありました。国家公務員下げまして、地方公務員は交付算定を削ってしまうと、これ下げざるを得ないと、そうなると議員かて、私どもの考え方ですよ、給与規定の考え方をしてますから、この論議はしていかないかんなというふうに思っています。
そういう状況下のもとで、財政的状況といいますけど、この時期に2名減らすことによって、現下の厳しい財政状況にどう応えるかというところについて、どのようにお考えになっているのかというのを、一つはお聞きしたいというふうに思うんです。
もう一つは、これは議会運営委員会の論議の中で、京都新聞、報道機関がこの中身を取り上げてもらいました。僕は市民に向けて議会がどのような論議をされてるかということを、みずからが発信すると同時に、一般のマスコミが取り上げてくれたことについては、感謝をしております。なかなかそのことを全市民に徹底するということは難しい状況ですから。
そこで、出てる中身の中で、これは京都新聞の報道なんですが、京都府内の主な市の人口と議員定数というのがあります。これで見ますと、私どものまちは、人口、当時、8万50人で、26名の議員定数でいきますと、市民当たり3,078人、つまり3,000人ぐらいが妥当かなという考え方の基案になるのかなと思ったのは、福知山市が26で3,136人、舞鶴市が28名で3,096人、亀岡市が26人で3,564人、木津川市ですか、3,000人、八幡市も、定数は若干違いがありますけど、一つの指針基準としては見るべき内容かなというふうに思うんです。
二元代表制というのは、大統領制の市長、長岡京市でいったら250億円近い財政執行を直接権限として与え、政策提起をできる権力を持っていただき、そのために600人近い職員を使う、市民のために、それが使われているかどうかということを調査し、意見を付し、そして提案をする、議決するのは議会ですけど、議員というのは実は全部個人でその活動をしなければならないという状況であります。
政令指定都市になりますと、政務調査費の中で人件費対応ができるだとかいう形で、たくさんの市民の皆さんを一人の議員が責任を持つ際に、ちゃんとその調査機関だとか、そういう保証もしているわけでありますね。
人口8万のまちでありますと、やっぱりここにおられる議員の皆さん方それぞれが市民のもとに足を運び、議会報告会を開き、そして意見を聞き、報告をし、その内容を提案するという形になってます。
そういう意味でお聞きしますが、24名の根拠ですね、ここのところをやっぱりお尋ねしたい。先ほどの話でいきますと、24名だけど議会の合意を得たという形をいいましたが、24名がもし、提出者の方の意見でしたら、ぜひ24名という根拠もお聞きもしておきたいと。
でないと、この中身でいきますと、2段構えで提案するのかなと、24名通りましたと、次は22名にしますよという話は、それは市民に対する提案者のやっぱり、一つはね、真摯たる態度でないと、僕は思うんです。
そこでお聞きします、2つ目、財政状況と言いながら、今の長岡京市の財政状況をどう見ているのか、人数を減らすことが財政状況に対応するのだったら、歳費を下げた方が正しいだろうという点についてのお尋ねと。
それと、2名削減するときの根拠ですね、そこのところをきちっと、なぜこれを言うかというと、先ほどの4名減は私たちの本意ですという言い方されましたので、それはこれを聞いてて、そんな言い方をされると、ちょっとこれについても提案者の説明に少し疑問を感じましたので、この2点にかかわって御答弁をお願いします。
○(
上田正雄議長) 質疑に対する答弁を求めます。
坪内正人議員。
(坪内正人議員登壇)
○(坪内正人議員)
藤本議員の質問にお答えいたします。
まず先人が築かれた改革、ときの議会運営委員会初め先人の議員の御労苦に対しては、今なおもってまことに御憧憬の念にたえないところであります。これについては議員の皆さんも同感であると思っております。
議員の方から、26人の定数を決めたときの時代背景もお伺いいたしました。一つ目の議員定数の2名減という数の信憑性でありますけれど、私は今、今日の時代背景と26人に決したときの時代背景を、まず考えるべきだと思っております。
時は今、行政主導、中心の行政運営から、ややもすれば市民参画の時代、そしてもっというならば、市民と行政が対等・平等の時代と相まってまいりました。それだけ市民参画が進み、例えば各種行政委員会の中における公募市民の参画であるのもしかりであります。
あるいはまたパブリックコメントという行政手続手法もしかりであります。当時ではなかったワークショップという市民参画の手法もしかりでございます。随分と当時と今では、市民参画、そして市民と行政の協働によるまちづくりの姿が随分変わってまいりました。
そのような時代背景において、まずは市民とともに歩む議会、そして市民に開かれた議会、このことを思いますときには、我が会派が提唱した4名もさることながら、まず近隣市町の状況、そして類似団体も十分検討した結果、今まで先人が築いてきた改革をもとに、今市民の目線で立つのであれば、まず隗より始めよ、2名から減をして、できるだけ多くのオール議会で、この市民とともに歩む市政を、開かれた議会を築き上げていこうではないかと、本気度を示すために、まず2名減でやったわけであります。
くどいようですけれど、もし4名で多数決でいっていたならば、ひょっとしたら可決するかもわかりません。でも、できるだけ多くの議員の皆さんとみんなでやっていこうという姿勢をアピールしたいがために、まずは2名からということで、これは繰り返しになりますけれど、それであります。
2点目の予算的な面でありますけれど、私の考えは、予算的にある程度余裕があるから議員の定数はさわらなくてもいいとか、あるいは予算的に厳しいから議員の数も減らそうということよりも、むしろみずからが市民の目線に立って、自分たちで自分の襟を正して本気度を示すことの方が大事でありますので、26人であれば民意が届いて、24名なら、あるいは22名なら民意が届かないというのは、それはむしろ本末転倒であって、逆にいうならば、議会の資質を高めたり、あるいは簡素で効率的で効果的な議会運営をするがために、議員それぞれがみんなが襟を正して資質を高めて、できるだけ民意をくみ上げる努力をやっていくのが先であって、数については後になる、このような考えでありますので、まことに愚辞を弄しますこと、恐縮の至りに存じますけれど、それをもってお答えといたします。
○(
上田正雄議長) 再質疑はありませんか。
藤本秀延議員。
(
藤本秀延議員登壇)
○(
藤本秀延議員) 御答弁ありがとうございました。
多分、今の答弁を聞きますと、これ以上の質問、もう堂々めぐりになってしまうのかなというふうに思うんですが、1点だけ確認をしておきたいと思うんですけど、つまり、24名に対する根拠は、極端な話いうと、数字的根拠はないと。ただ、議会がいわゆる議会としての本気度を示すという点で提案をされたという確認をさせていただいて、それでよろしいですね。
その際に、なぜ我々が議会基本条例を立ち上げたのか、本気度という点では、提案者が言ってる、その本気度を示すということについては大賛成であります。ただ、二元代表制の議会がどういう役割を果たすかという点につきまして、先ほどの御答弁の中で、市長、行政側執行機関が市民の声を聞くために、当時の審議会方式、パブリックコメント、いろんな形で市民の声を聞いて提案をし始め出したということは事実でありますが、しかし、これが議会にかかわって、議会が軽視をされたり、議会の意見を聞かなくていいという問題ではなくて、市長が厳しい財政上の問題というよりも、複雑多岐化している今の行政施策を議会に提案する上で、多くの市民の声を聞いて、その中身が市民目線からの内容にしたいという行政努力だというふうに私は思うんです。議会はそのことを受けて、みずからが調査した中身で、その内容はどうなのかということを指摘する、提案するのが議会だと思っています。
だから、より議会の調査の高度化というんですか、これの、議員みずからの資質をどう高めていくのかということも、私自身はまさに高めていかなければならないというふうに思っているんです。
先ほどの関係で言いますと、議会の積極的改革と言われました。私ども議員が市長に対して年4回、この場所を通じて、長岡京市の議会は個人でありますが、質問形式で行政に対する市政のあり方の問題、市長の政治姿勢、市長の執行にかかわる内容について、この場所を与えていただきました。より本気度を示すというのであれば、全員がここに頑張って立とうではありませんかということを、僕は反対に思っています。しよとはよう言いません、それは個人の権限ですから、議員の皆さん方の固有の権利、だけど、そういう立場で提案があると、私はまず隗から始めよという言葉をみずからに言い聞かせて、私が言うのであれば、みずからがこの場所に立って議員としての最低限の努めを果たしていく。
その上で、26名の議員はやっぱり多過ぎるでという声が市民から出たら、それは真摯に受けとめなければならないし、我々は議会基本条例に基づく市民説明という場所で、こういう形で議会はやってますということを説明をし、その声で真摯に耳を傾けるという行為を行ってからでも十分間に合うだろうというふうに思いました。
つまり、この時期に提案をしなければならなかったということにかかわって、発議者に対して、選挙の前だからやったということは、僕はちょっとおかしいと思うんですね。議会基本条例に基づいて今回の論議が始まり、会派として、提案者として、この責任ある提案をされたと思いますから、そこのところについてだけ、この時期に提案された理由だけお示しいただければうれしいと思いますので、その点だけお聞きして2回目の質問とします。
○(
上田正雄議長) 質疑に対する答弁を求めます。
坪内正人議員。
(坪内正人議員登壇)
○(坪内正人議員)
藤本議員の2回目の質問にお答えいたします。
もとより我々議員の権能は、理事者から提出された議案に対する批判やチェック機能だけではありません。今の時代であります、議会みずからが政策立案能力を高め、いわゆる市長と議会が両輪のごとく、二元代表制に基づいて、このまちのために死力を尽くして政策の立案能力を高めていく必要があるのは議員の御指摘のとおりであり、全くもって異を唱えるところではありません。
なぜ今の時期に議員の数を減らすのか、これについては、まさに、今まさに機は熟したと思っております。もし、先ほど堤議員にお答えをしたとおり、議会運営委員会で正副委員長の御労苦のもとに議論に議論を重ねましたけれど、結果として行き着くところの合意を見出すことができませんでした。時間にすれば約2年過ぎであります。前任の正副委員長から始め、23の改革項目を論じたときから2年の歳月であります。
もし、総意がとれずにこのままいったならば、この10月の選挙には現数の26名で選挙をやることになるわけであります。この議題が俎上にのった以上、もしおのおの方それぞれが市民の立場でありますならば、これは許されるべきではないと考えたのが、私どもの会派であり、まさに今、機は熟したものであると思っておるところであります。
どうか
藤本議員さん初め共産党の会派の皆さんも、ここは一つ大所高所からお決めをいただいて、長岡京市議会オール議員として、この条例を通していこうではありませんか。よろしくお願い申し上げ、
藤本議員の質問のお答えといたします。
○(
上田正雄議長)
藤本秀延議員の質疑を終わります。
ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 質疑も尽きたようですので、これをもって質疑を終わります。
○(進藤裕之議員) 議長、動議の提案をします。
○(
上田正雄議長) 動議の内容を確認します。
進藤裕之議員。
(進藤裕之議員登壇)
○(進藤裕之議員) ただいま緊急上程されました議会基本条例第2号につきまして、会派としての検討をするための時間を設けたいがために、休憩を求めることを動議として提案させていただきます。よろしくお願いいたします。
○(
上田正雄議長) ただいま、進藤議員から休憩を求める動議がありました。
この動議に賛成する議員の挙手を求めます。
(賛 成 者 挙 手)
○(
上田正雄議長)
会議規則第16条の規定により、1人以上の賛成者がありましたので、動議は成立します。
休憩を求める動議に賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 全員起立、動議は可決されました。
議事の都合により暫時休憩します。
午後 2時09分 休憩
─────────────
午後 2時20分 再開
○(
上田正雄議長) 休憩を閉じ続会します。
引き続き、議会条例第2号 長岡京市議会議員定数条例の一部改正についてを議題とします。
お諮りします。本件については、委員会付託を省略して直ちに討論に入ることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。
御意見ございませんか。
浜野利夫議員。
(
浜野利夫議員登壇)
○(
浜野利夫議員) ただいま議題となってます議会条例第2号 長岡京市議会議員定数条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して反対の討論を行います。
本市においては、昨年度の3月議会で議会基本条例が制定されましたが、これと並行して議会改革に関する23の具体的項目について、議会運営委員会を軸に合議制のもと、検討を重ねてきている経過があります。
そして、この検討項目の一つに議会定数のあり方も含まれていますが、委員会として一つの結論に集約せず、各会派の意見を併記することで検討完了となりました。
それぞれの主張はさまざまであり、類似団体比較、報酬等の比較、市民参画の状況などさまざまな意見と結論でありました。
したがって、この委員会の到達結果を受けて、
地方自治法第112条で保障されている議員提出権に基づく条例改正案が提出されました。
我が党議員団は、議員に保障された議案提出権を否定する立場ではありませんが、提出された議案に対する我が党議員団の態度、見解を改めて述べるものであります。
国の政治による今日のデフレ不況は、市民の暮らしにも営業にも深刻な影響を与えているだけに、地方自治体での地方政治の役割は、これまで以上に重大になってきていると言えます。
地方自治体は憲法93条に定められているように、首長も議員もそれぞれ有権者から直接に選ばれる二元代表制です。そして、この一翼を担う議会は、複数の代表で構成される合議制の機関として、多様な住民の意見を反映させながら、首長、執行機関を監視・評価し、自治体の政策を決定する機能を持っています。
この議会議員の重要な役割を果たすために、必要な議員定数が今回問われているわけです。
地方自治法第91条では、条例で定めると規定されていますが、平成23年度の法改正までは、人口5万人以上10万人未満の市は30名と上限定数が設定されていました。この上限定数が削除されたとはいえ、二元代表制のもとでの自治体運営に当たっての人口規模での基準は客観性があり、むしろ定数増こそ検討されるべきであり、これ以上の削減は憲法や
地方自治法に規定された二元代表制の議会、議員の役割を軽視するものと考えます。
世界的に見ても、人口100万人当たりの議員数では、スイスが7,571、ドイツが2,500などに比べて、日本が500と、極めて少なくなっています。本市はこれら
地方自治法の改正に沿って、平成14年度の議会で議員定数が26名と全員一致で定められ、今日に至っています。
この定数26名が定められたときの人口は7万8,000人弱であり、この4月1日現在では8万人弱となり、微増傾向にあります。このように本市で議員定数を26と定めて以来10年以上が経過しましたが、少子高齢化とともに雇用不安定と生活困窮が進行するもとで、市民ニーズも多様化し、これらを市政運営に反映すべく二元代表制における議会、議員の役割がますます求められているとき、みずからの役割を過小評価する定数削減にくみすることはできません。
また、財政運営の視点から定数削減を求める意見もありますが、これまで述べてきました議会議員の果たす役割に必要な定数確保の上に立って市財政全体の視点、市民所得の実情などから議員報酬について検討すべきであって、議員報酬の総額削減から議員定数を定めるような考え方は本末転倒だと言わなければなりません。
さらに、市政運営におけるさまざまな市民参画が進み、議会でも傍聴の自由化、請願・陳情での押印省略化や委員会での趣旨説明、本会議のインターネット動画配信など、改革も進んできていることは、市民、議会、市長で進めるまちづくりに重要な前進ですし、これまで議会基本条例を定めながら具体的な改革を検討して進めてきているのも、まさしくこれを支えるものだと言えます。
それだけに市民参画や議会改革にあわせて議員定数の削減を考えていくなら、やがて議会議員が不要となり、二元代表制の否定に向かうことになりかねません。むしろ市民、議会、市長で進めるまちづくりをさらに前進させていくためにこそ、多様な市民の意見を市政運営に反映させる議会、議員の役割が重要であり、人口に見合った議員定数の確保が前提だと考えているところです。
以上の立場と見解を述べて、反対討論といたします。
○(
上田正雄議長) ほかにございませんか。
進藤裕之議員。
(進藤裕之議員登壇)
○(進藤裕之議員) ただいま議題となっております議会条例第2号 長岡京市議会議員定数条例の一部改正について、会派民主フォーラムを代表し、賛成の討論を行います。
長岡京市議会におきましては、皆様御存じのように、昨年3月議会におきまして議会が目指すべき方向性や理念を定めた長岡京市議会基本条例を議員全員の皆様の賛成によりまして制定いたしました。
その後、その議会基本条例の趣旨にのっとり理念を具現化していくために、議会改革検討項目23項目を掲げ、これまで議会運営委員会の場でその改革について論議を進めてまいりました。
その23項目の内容につきましては、るる申し上げませんけれども、現時点におきましては、唯一残されているのが19番目、会派の構成人数という状況になっています。しかしながら、この議会の定数の問題につきましては、20番目の項目で、議員定数のあり方と議員報酬について、その中でいろいろな各会派の皆さんの論議を進めた中、全会一致という結論には至らず、基本的には各会派の意見を併記する形で検討が完了いたしました。
その中で、我々民主フォーラムは、基本的には類似団体5万人から10万人の人口、そして産業構造、二次、三次、合計が95%以上かつ三次構成が65%、類型で申し上げますとⅡ-3、その合計50数団体ある中の類似団体の状況、そしてまた長岡京市議会の委員会構成等も考えながら、民主フォーラムとしては4名減ということを主張させていただきました。
現時点におきましても、我々会派としては4名減、これを実現していくということの主張には変わりはありません。しかしながら、今回、平成3会派の皆様から出されましたこの議員定数条例の一部改正については、先ほど
提案理由の説明の中におきましても、我が会派の堤議員から質疑をさせていただきながら、最終的に平成3会派としても我々と同じく4名減を最終的に目指していく、その力強いお言葉もいただきましたし、我々もこの2名減の今回の定数条例の一部改正につきましては、我々の会派としての4名減への一歩前進、まずは一里塚としての2名減、今回のこの一部改正については賛成の意を表明し、民主フォーラムの賛成討論とさせていただきます。
○(
上田正雄議長) ほかにございませんか。
大谷厚子議員。
(大谷厚子議員登壇)
○(大谷厚子議員) 公明党市議団を代表いたしまして、議員定数削減について賛成の立場から討論をいたします。
いわゆる地方自治は住民がみずから地域の政治、行政を担う住民自治を実現することにあります。首長と議長はそれぞれ住民の代表として個別に選出する二元代表制をとり、車の両輪として共同責任を負う形となっています。
ただし、一人だけが選ばれる首長は自治体の長として大きな行政権限を持っていますが、複数に選ばれる議員は、首長初め行政を監視し、住民の中にあるさまざまな意見を行政に反映する重要な役割を担っていると考えています。
そもそも民主主義は合議が基本であり、多様な民意をくみ取り、意見調整、統合を図る合議体は議会だけと考えます。議会こそ住民自治に不可欠な機関であると考えます。地方分権、地域主権という大きな時流の中で、自治体の行政権限は拡大していく中で、議会のチェック機能強化こそ住民自治実現へ強く要請されているのです。
議員定数については、行政の監視と住民のニーズや声を行政に反映するパイプ役として住民代表機能を十分考慮すべきであり、多岐多様な民意をつなぐパイプを減らすだけの定数削減一辺倒は
議会機能そのものを損ねることになってしまうと考えます。しかしながら、議会においても行財政改革の観点は必要と考えます。
以上の観点から、公明党市議団は長岡京市議会として現状の26名で
議会機能を十分果たしてきたと考えていますが、国や類似団体の動向を考慮に入れ、検討した結果、2名の定数削減を提案してきた経緯があります。したがって提案されました定数2名削減の案に対しては、公明党市議団として賛成することを申し上げ、賛成討論といたします。
○(
上田正雄議長) ほかにございませんか。
大畑京子議員。
(大畑京子議員登壇)
○(大畑京子議員) ただいまの議員定数条例の一部改正について、ほうれんそうの会としては定数を24とする議案に意見を述べて賛成いたします。
定数の見直しについては、ほうれんそうの会として基本的には住民の多様な意見を議会で反映するためには、むやみな削減はすべきでないと考えます。ことにほうれんそうの会の議員は、議会の権限である議決に際しての意見形成では、党派制等によらない立場であることから、市民から届きにくい意見をくみ取ろうとして、個別の議会報告を広範に配布するという努力を重ねてきております。
その立場からいって、多様な意見を反映するためにも削減はすべきではないと考えますが、他方では、向日市と大山崎町の議会における議員定数削減のニュースを知る市民から、本市議会での定数削減に対する意見を聞くこともあります。
そこで、多様な市民意見の一つに沿うためにも、定数を削減したらよいとの意見に至りました。しからば、その削減数でありますが、それは同じ特別職の常勤職員が受けている報酬、これの削減幅に合わせるのが市民の納得を得るのではないかと考えます。
平成10年4月に特別職の報酬が現行のように改定されて以来、15年間の間常勤特別職員4名については月額報酬が約7%削減されてきております。それから15年経た今日、議会議員においても常勤特別職の報酬削減と同様の対応が必要であり、それに相当するのは議員報酬全体では2名分にほぼ該当します。よって、今回の定数は2議席減の24名とするのが平成19年に市長に提出された報酬審議会答申の内容とも合致するものと判断いたします。これは議会運営委員会でも繰り返しほうれんそうの会として表明した意見であります。
ちなみに、報酬審議会答申の内容で議員報酬に関する部分の意見は次のようであります。現行の長岡京市議会議員の報酬水準は、必ずしも高過ぎる水準にあるとは言えないが、この10年間の厳しい
社会経済状況により、所得の低下を余儀なくされた市民の感情に配慮し、何らかの対応を講ずる必要があると考えるとあります。
そこで、何らかの対応として今回の定数削減であるとの論拠を議会として持つべきと考えます。また、議会には、議会その運営に関して自治権が司法から認められており、議員定数削減も市民意見の反映としてみずから決定するのが望ましく、またその運営についても市民からわかりやすい議会運営を行うべきであるのは、議会基本条例の趣旨とも合致するものであります。
したがって、定数削減とともに多様な市民意見を反映させるために、効率的な運営のための会派構成も、従来3名としてきたものを2名とするなど、定数削減と同時に開かれた議会運営のため、会派構成人数の見直しをすべきであります。
以上の意見を申し上げ、賛成の討論といたします。
○(
上田正雄議長) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○(
上田正雄議長) 意見も尽きたようですので、これをもって討論を終わります。
これより採決に入ります。
本件について、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○(
上田正雄議長) 起立多数。
したがって、議会条例第2号は原案どおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了しました。
これをもって本日の会議を閉じ、平成25年長岡京市第2
回議会臨時会を閉会します。
御苦労さまでした。
午後2時38分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
長岡京市議会議長 上 田 正 雄
会議録署名議員 上 村 真 造
会議録署名議員 浜 野 利 夫
─────────────────────────────────────────
議 案 付 託 表
平成25年長岡京市第2
回議会臨時会
5月7日 付 託
総務産業常任委員会
┌──────┬───────────────────────────┬───┐
│ 議案番号 │ 件 名 │備 考│
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│報告第 6号│
専決処分の承認を求めることについて │ │
│ │〔専決第8号 長岡京
市税条例の一部を改正する条例の一部│ │
│ │改正について〕 │ │
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│報告第 7号│
専決処分の承認を求めることについて │ │
│ │〔専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予算 │ │
│ │ (第6号)〕 │ │
│ │ 第1条第1項及び第2項のうち │ │
│ │ 歳 入 全 般 │ │
│ │ 歳 出 第2款 総務費 │ │
│ │ 第9款 消防費 │ │
│ │ 第12款 予備費 │ │
└──────┴───────────────────────────┴───┘
─────────────────────────────────────────
建設水道常任委員会
┌──────┬───────────────────────────┬───┐
│ 議案番号 │ 件 名 │備 考│
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│第37号議案│
高速バス停関連施設新築工事請負契約について │ │
└──────┴───────────────────────────┴───┘
─────────────────────────────────────────
文教厚生常任委員会
┌──────┬───────────────────────────┬───┐
│ 議案番号 │ 件 名 │備 考│
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│報告第 7号│
専決処分の承認を求めることについて │ │
│ │〔専決第6号 平成24年度長岡京市
一般会計補正予算 │ │
│ │ (第6号)〕 │ │
│ │ 第1条第2項のうち │ │
│ │ 歳 出 第3款 民生費 │ │
│ │ 第4款 衛生費 │ │
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│報告第 8号│
専決処分の承認を求めることについて │ │
│ │〔専決第7号 平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計│ │
│ │ 補正予算(第4号)〕 │ │
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│第38号議案│長岡第三小学校(北西・北東棟)
耐震化等工事請負契約につ│ │
│ │いて │ │
├──────┼───────────────────────────┼───┤
│第39号議案│長岡第二中学校(北棟)
耐震化等工事請負契約について │ │
└──────┴───────────────────────────┴───┘...